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ヨガ哲学を人生にどういかすか

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ヨガ哲学を人生にどういかすか

自分にいかしてこそのヨガ哲学

学んで満足しておわりになっているもの、ありませんか?

自己啓発セミナーやスキルアップ、資格取得。ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、それなりに時間と労力とお金をかけて身に着けても、それを自分の日常や社会でいかしていなければ、学んでいないも同じです。

 

ヨガ哲学も同じです。

哲学は西洋的には「宇宙の真理を知る」という観点で追及されてきますが、東洋的には「いかに生きやすい人生をおくるか」という観点で追及されています。日本人も、東洋のアプローチのほうがしっくりくる方が多いと思います。ヨガ哲学の歴史は紀元前5000~3000年から、と推定されています。そのころから、「生きる上で時代を経ても変わらない人類共通の悩み」があることがうかがえます。

 

ヨガ哲学の学びは、下記のような4象限でいうと、確実に②です。

これに対し、①の学びは具体的かつ表層的で、②に比べれば比較的早い結果が見込めます。

  • 副業で●●万稼げるようになる

  • 起業ノウハウ

  • SNS集客方法

  • 有料noteが売れるようになるコツ

などは①です。コツやノウハウさえつかめば、比較的早く結果が出しやすい、そういった結果はわかりやすい。わかりやすいから、売り出しやすい。人も飛びつきやすい。

 

ヨガ哲学の場合は、結果がでるのに時間がかかる上、その結果も具体的ではなく、抽象度の高いものです。抽象度の高い結果って何、といわれれば、具体ではないので「●●です」とは言えない、人によって違う。人によっては「月額30万円アップ」かもしれないし、「大切な家族との時間」かもしれないし、「ハワイでのんびりくらすこと」かもしれないし、「自給自足の生活」かもしれないし、「仲間との交流」かもしれない。あえてこれらをまとめていうなら「本人が一時的ではない、本当のしあわせを感じられること」が結果です。安心してください、ヨガ哲学で壺は売りません。

 

ヨガ哲学を人生にいかすステップ

ヨガといえば、街中のヨガスタジオで体を動かすフィットネスとしての要素が思い浮かぶと思います。身体を動かして、じんわり汗をかいて、すっきりする。それだけでも気持ちがよいものです。

でもヨガをある程度学んでくると、ヨガは単なるフィットネスではなく、先述したようなヨガ哲学というバックグラウンドがあることを、知るようになります。ここから、ヨガの醍醐味が始まります。

ヨガは、柔軟性を高めることは周知です。力を振り絞って、身体を固めるのではなく、身体をリラックスさせて、ゆるめることを目的とします。ゆったりとした呼吸とともに、身体を動かすことで、呼吸筋も鍛えられ、下記のようなステップに入っていきます。

step
1
リラックスしていて、呼吸が深い状態の身体を作り上げます。

step
2
そしてその身体の状態を日常生活でも維持できるようにします。

step
3
そうすると、自分や物事を冷静に俯瞰・判断できるようになります。

瞑想でこの力をつける人もいますし、ヨガでも瞑想は基本です。ただ、座っての瞑想はあう人とあわない人がいて、瞑想でなくても「瞑想にかわる何か」で、瞑想で鍛えられる脳の部位(前頭前野といいます)が鍛えらえていれば、なんでもOKです。瞑想は手段にすぎません。

ステップ③までの行程は、ヨガで身体のみならず「心を整える」「自分のあり方を整える」行程です。そして、ステップ③まで到達すると、日常生活のさまざまなことに応用できるようになります。応用して初めて、ヨガ哲学の学びを人生に生かすことができるようになります。

 

冒頭の4象限でいえば、②の学びで自分を整えてから、①にいけば、②の学びをも応用できるから、結果が出る可能性も格段に、確実に高くなります。この事例は、また後日記事にします。

 

「まずは自分を整えること」の重要性

安定的に稼いでしあわせになっている人は、高確率で自分のあり方を整えている。自分を整えずして、稼ごうとしても(①をとりにいこうとしても)、結果がでないか、結果が一時的なものに終わる。もしくは、どうやら本人がしあわせになってない

ひと昔前は①だけでも、結果を出して、しあわせをつかめました。経済がどんどん発展する、そういう時代だったからです。

でも今は違います。
より本質的なことが問われる時代になりました。①を追ってもむなしくなる人がいるのは、もうそういう時代じゃないからです。みえるものより、みえないものが重視される時代に入りました。そのことに、もうそろそろ気づいている人はいる。気づいている人のほうが確実にしあわせになっている。

だからまず②の学び=ヨガ哲学が、何においても必要。その上で、必要に応じて①を学びに行けばいい。①は応用がきかないけど、②は応用が利く。むしろ、応用させて初めて功を奏す、机上の勉強で満足させるなら学ばないのと同じ、応用させるコツをつかむのに少々時間がかかる、という感じです。

もちろん、人によって早い人もいます。勘所をつかんで、その上で①の学びに入り、比較的早く結果を出して、幸せに生きる力を身に着けていく。逆に、ものすごく②の学びで時間がかかる方もいます。そして、②が必要な方に限って、①に先に行こうとして、疲れる、疲弊する。①の学びをぐるぐると繰り返す。

だから私のヨガ哲学コーチングでは、②をベースにして、包括的な学び、内省とともに、ライフプランを策定します。そしてそれを確実にアクションにつなげてしあわせになれるよう、自分の土壌から構築していきます。

やっぱり、それが基本なんです。
土壌がなければ芽が出ない。花も咲かない。土壌整えずして、一生懸命花を咲かせようとしても咲きはしない。土壌整えずして、水や肥料を頑張ってあげて一時的に花が咲いたようにみえても、それはそれは、芯のない、軸のない、すぐにしおれてしまう、はかない花にしかすぎません。

せっかくの一生一度の人生、立派な花を咲かせましょう。

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Sachie@ヨガ哲学でしあわせをつくる

ヨガ哲学コーチ/キャリア相談/民泊経営/沖縄リトリート企画@時間と場所の制約から解放されて、東京と沖縄との2拠点生活を実現。真のしあわせ実現を本気でめざす人に個別セッションを提供しています。

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